民法上、夫婦に課せられている「ルール」
2025年11月19日
事件はラブホで起きている
探偵小沢
大前提として民法上、夫婦には「結婚したら配偶者以外の人とセックスしちゃいけない」というルールがある。不倫は、単なるモラル違反ではなく、不倫相手との〝共同不法行為〟として明確に〝違法〟とされている。不倫ダメ、ゼッタイ。
そして、不倫された側は、それを理由に「離婚したいです」と請求する権利がある。
民法770条でも、配偶者に不貞な行いがあったときは離婚請求できると、堂々と一番上に書かれているからね。
日本における離婚原因の第1位は「性格の不一致」とされているが、それは表向きの建前にすぎない。実際には「性格の不一致」のなかに不倫絡みの離婚が相当数含まれていると思われる。
そして、不倫やDVなどの離婚原因をつくった側のことを、法律用語で「有責配偶者」と呼ぶ。
なぜ、僕ら探偵が不倫の証拠を撮るかというと、実はこの「有責配偶者」であることを立証するためなのだ。
なお、有責配偶者からは、原則として「離婚したいです」とは言えない。当然だろう。自分の不倫が原因で夫婦関係を破綻させておいて「やっぱり離婚したいです」って、そりゃさすがに虫がよすぎるだろ、と法律が突っぱねるわけ。このルールがのちのち、重要となってくる。
ほかにも、夫婦には重要なルールがある、それが「共有財産」。
簡単に説明すると、「結婚してから得たお金や資産は夫婦で山分けしなさい」ということ。
夫と妻で収入に差があったとしても、「生活費は協力して払いなさいよ」「夫婦の財布はひとつ」ということ。
そして、不倫された側は、それを理由に「離婚したいです」と請求する権利がある。
民法770条でも、配偶者に不貞な行いがあったときは離婚請求できると、堂々と一番上に書かれているからね。
日本における離婚原因の第1位は「性格の不一致」とされているが、それは表向きの建前にすぎない。実際には「性格の不一致」のなかに不倫絡みの離婚が相当数含まれていると思われる。
そして、不倫やDVなどの離婚原因をつくった側のことを、法律用語で「有責配偶者」と呼ぶ。
なぜ、僕ら探偵が不倫の証拠を撮るかというと、実はこの「有責配偶者」であることを立証するためなのだ。
なお、有責配偶者からは、原則として「離婚したいです」とは言えない。当然だろう。自分の不倫が原因で夫婦関係を破綻させておいて「やっぱり離婚したいです」って、そりゃさすがに虫がよすぎるだろ、と法律が突っぱねるわけ。このルールがのちのち、重要となってくる。
ほかにも、夫婦には重要なルールがある、それが「共有財産」。
簡単に説明すると、「結婚してから得たお金や資産は夫婦で山分けしなさい」ということ。
夫と妻で収入に差があったとしても、「生活費は協力して払いなさいよ」「夫婦の財布はひとつ」ということ。