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探偵の知識

不倫相手次第で、示談は破談する危険性も……

2025年11月19日

事件はラブホで起きている
探偵小沢

……とはいえ、誰でもこの不倫相手と直接対決、ができるわけじゃない。
なぜなら、この方法にはそれ相応の胆力と覚悟が要求される。突撃する依頼者さん本人の性格やメンタルはもちろん、不倫相手の年齢や気質、なによりも不倫に対する罪悪感の有無が結果を大きく左右するからだ。

ちなみに、不倫相手が話の通じないタイプだったり、脳内お花畑系(不倫だから造花な)だったりすると示談は、ほぼほぼ破談する。だから僕も、調査の過程で不倫相手の人間性をよく観察するようにしているし、示談を勧めるかどうかも、依頼者さん含めて僕自身が慎重に見極める必要がある。

一方で、「自分で不倫相手と話すなんて無理」「法的な場で正当に詰めたい」という場合は、弁護士が必要になってくる。特に、配偶者に対して「不倫を理由に離婚したい」と考えているのなら、早い段階で離婚問題に強い弁護士を探しておくことが賢明だ。

ちなみに、弁護士のなかには探偵にアレルギー反応を示す人も多い。まあ、世の中に悪徳探偵、悪徳弁護士のほかに、嫌われるのも無理ないか。

問題は、そんな弁護士に当たってしまうと、探偵を使わずに調停に突撃して、結局、証拠不足でグダグダになってしまうケースがある。もしくは、せっかく強力な不貞の証拠を持っていても、肝心の弁護士がヘタレだと、証拠を活かしきれなかったりするので、注意が必要。

探偵と同じで、弁護士も当たりハズレがデカいのだ……。