探偵必携の七つ道具とは|カメラ
2025年11月19日
図解 秘探偵・調査マニュアル
渡邉 直美
ひとくちにカメラといっても種類はさまざま。スチールカメラだけでも、コンパクトカメラ、一眼レフ、スパイカメラなど、ビデオカメラなら、ハンディタイプや小型CCDカメラなどを挙げることができる。また、巷でも話題になっているデジタルカメラは探偵業界でも注目されている。暗いところでも撮影可能で、写真を加工できるからだ。
まずはスチールカメラについてだが、コンパクトカメラ、とくに全自動オートフォーカスはあまりオススメできない。というのも、このテのカメラは、フレームの中心にある被写体にピントを合わせる特性があり、対象者がピンぼけになってしまいやすい。事実、そ
れで調査料をもらえなかったなどという話も耳にする。コンパクトカメラなら、固定焦点のもののほうがベター。使い捨てのレンズ付きフィルムもばかにはできない。
調査に使用するなら、あらゆる状況に対応できるカメラを1台携帯するのが鉄則である。何台も持ち歩くのは、「あなたを尾けてます」と宣言するようなもの。そこでよく使われるのが一眼レフ。なんといっても機能性が高い。赤外線フィルムと赤外線フラッシュを利用すれば、暗闇でも撮影可能な赤外線カメラに早変わり。ただし、大きくて思いのが難点であるが。
”いかにも”という感じのスパイカメラ(75ページ参照)は、隠し撮りができて調香向きだが、広角レンズを採用しているので、被写体に近づかなければならないという短所もある。
ビデオカメラは、写真のように一瞬を捉えるのではなく、記録に連続性をもたせることができて重宝する。市販のハンディカメラでも、ズーム機能を多用すれば、かなり離れた場所からの撮影も簡単にできる。また、(超)小型CCDカメラを利用した、しこみビデオカメラは探偵ならではのスグレものであろう。
まずはスチールカメラについてだが、コンパクトカメラ、とくに全自動オートフォーカスはあまりオススメできない。というのも、このテのカメラは、フレームの中心にある被写体にピントを合わせる特性があり、対象者がピンぼけになってしまいやすい。事実、そ
れで調査料をもらえなかったなどという話も耳にする。コンパクトカメラなら、固定焦点のもののほうがベター。使い捨てのレンズ付きフィルムもばかにはできない。
調査に使用するなら、あらゆる状況に対応できるカメラを1台携帯するのが鉄則である。何台も持ち歩くのは、「あなたを尾けてます」と宣言するようなもの。そこでよく使われるのが一眼レフ。なんといっても機能性が高い。赤外線フィルムと赤外線フラッシュを利用すれば、暗闇でも撮影可能な赤外線カメラに早変わり。ただし、大きくて思いのが難点であるが。
”いかにも”という感じのスパイカメラ(75ページ参照)は、隠し撮りができて調香向きだが、広角レンズを採用しているので、被写体に近づかなければならないという短所もある。
ビデオカメラは、写真のように一瞬を捉えるのではなく、記録に連続性をもたせることができて重宝する。市販のハンディカメラでも、ズーム機能を多用すれば、かなり離れた場所からの撮影も簡単にできる。また、(超)小型CCDカメラを利用した、しこみビデオカメラは探偵ならではのスグレものであろう。