新種の動物だと思えばいい。マヌケな長男だと思えばいい
2025年11月19日
浮気とは「午前4時の赤信号」である。
すずきB
僕の先輩が、非の打ち所のない女性と結婚した。
大手企業の美人秘書、女優のように容姿端麗、料理も上手、家事も完璧。色っぽくておしとやかで、あんな奥さんだったら絶対に浮気しないだろうな、と僕は思った。
しかし、結婚して1年、先輩は奥さんの愚痴をこぼすようになり、浮気し、離婚した。
原因は、先輩の「巨乳好き」。
奥さんの胸はおそらくBカップ。だが先輩は僕と同じ巨乳好きで、「Eカップ」とか「Fカップ」と聞いただけでグッと引き寄せられる(ただ大きければいいわけではないのだが)。街に谷間を露出した女子がいるとチラ見するし(僕も凝視してしまう)、夜に家に帰ればグラビア雑誌や巨乳系のエッチなDVDもある。そりゃ当然。
しかし先輩の奥さんは、それらを許さず、すべて捨てていた。雑誌『フライデー』すら家にあると捨てられる。結婚して私がいるのに、なんで? 浮気と同じだから!」と本気で詰め寄られるという。
先輩は、男の生態について奥さんに理解がなさすぎることに嫌気がさしたのだ。
しかし男は、なんでこうも、オッパイ好きなんだろう?
いつから我々は、オッパイ星人になったのだろう?
先日、僕の友達女子が、Facebookのプロフィール写真を新しいものにした。
ちなみにFacebookのプロフ写真をしょっちゅう変える女子や、顔出しせずに犬とか景色とか子供とか芸能人とかにしてる女子は、顔出ししてる女子に比べて絶対にモテない。なぜなら男子の印象に残らないから。この「いいね」誰だよ? って思うから。ズルさを感じるから。こっちは顔出してるのに。そもそもFacebookはfaceのbookなのに顔出さないって自己防衛力強すぎ女と敬遠されるから。
そんなFacebookのプロフィール写真だが、その女子が更新した写真は、胸のVラインが深くざっくり開き、デコルテが美しい。と同時に、EかFカップはありそうな胸の谷間も実に色っぽく、男がコーフンする感じの深いラインが入っている。
だが、その写真へのコメント欄を見ると、誰も胸には触れず、キレイだのかわいいだの、キャスターみたいだの、歯が白くてような褒めコメントばかりが並ぶ。
ハゲたおっさんたちまでも、なんとか気に入られようと、上のほう、まったく面白くもないおべんちゃらコメントだらけ。そんな時、僕の削除されるのを覚悟で、あえて谷間に触れ、断り込んでみる。「ナイスアングルw」と。
すると、本人から「そこ?」とくる。「男はみんなホントはそこよ。かっこつけて言わないだけ」と返す。と、それ、「Bさんだけだよ」ときた。
男は全員、女子を見た時に谷間のラインがあれば、必ずそこに目がいく。それが男子、それがオスという生き物だ。それこそが、男子として健康に育ってる証拠で、谷間に気づかなくなったとしたら、男子として欠陥があるのだ。僕が高校の時、生物の先生が教えてくれた。
先生曰く、人はまだ四足歩行の頃、オスは、目線の先にあるメスの真っ赤なお尻にコーフンし、マウンティングした。メスは、真っ赤にして目立つようにすることがプレゼンティングだった。進化とともに人が二足歩行になると、オスの目線の先にはメスの真っ赤なケツがなくなり、いつしか、オスはコーフンを忘れていった。
すると人間はエライもんで、メスは、オスの目線の高さに、真っ赤な唇とケツのような胸の谷間を作り、猿の頃のあのプレゼンティングを模した。
そしてオスは、猿の頃の、あの真っ赤なケツのコーフンを、真っ赤な唇と胸の谷間に感じるようになり、勃起するようになった。
そう、オスは、ケツのような胸の谷間にコーフンする生き物なのだ。
我々は、絶対にそこを無視してはいけない。女性の胸の谷間は男を呼ぶケツである。そこにコーフンするオスは、健康な証拠であり、それこそがオスのしるしの証。
僕の先輩が、結婚しても巨乳好きが変わらなかったことは、決して奥さんに不満があったからではない。我々浮気おじさんが、つい巨乳ギャルに食いついてしまうのは、“おっさんの赤ちゃん返り”とも言える。
我々は、生まれた瞬間から、オッパイに吸いつき、オッパイで育つ。乳離れしたあと、しっかりしてきたはずの長男が、再びオッパイを欲しがるようになる“赤ちゃん返り”という現象。原因は、自立することからくる寂しさ、らしい。
我々浮気おじさんも、社会に出て頑張っている。仕事で認められようと、自立しようと必死(当たり前だ)。そこには殺伐さもある。そんな時の、ホッとできるオッパイ。赤ちゃんが本物のママのオッパイじゃなくても、哺乳瓶でもおしゃぶりでも吸ってれば落ち着くように、我々浮気おじさんも、奥さん以外のオッパイでも吸いたくなってしまう。そう考えて、我々のオッパイ好きを許していただけないだろうか?
四足歩行から二足歩行に進化したことで、胸の谷間好きになった我々は、赤の他人のオッパイでも吸い寄せられてしまう、まだ学会では発表されていない新種の動物【UWAKI-OJISAN】として、受け入れていただけたら、これ幸いである。
大手企業の美人秘書、女優のように容姿端麗、料理も上手、家事も完璧。色っぽくておしとやかで、あんな奥さんだったら絶対に浮気しないだろうな、と僕は思った。
しかし、結婚して1年、先輩は奥さんの愚痴をこぼすようになり、浮気し、離婚した。
原因は、先輩の「巨乳好き」。
奥さんの胸はおそらくBカップ。だが先輩は僕と同じ巨乳好きで、「Eカップ」とか「Fカップ」と聞いただけでグッと引き寄せられる(ただ大きければいいわけではないのだが)。街に谷間を露出した女子がいるとチラ見するし(僕も凝視してしまう)、夜に家に帰ればグラビア雑誌や巨乳系のエッチなDVDもある。そりゃ当然。
しかし先輩の奥さんは、それらを許さず、すべて捨てていた。雑誌『フライデー』すら家にあると捨てられる。結婚して私がいるのに、なんで? 浮気と同じだから!」と本気で詰め寄られるという。
先輩は、男の生態について奥さんに理解がなさすぎることに嫌気がさしたのだ。
しかし男は、なんでこうも、オッパイ好きなんだろう?
いつから我々は、オッパイ星人になったのだろう?
先日、僕の友達女子が、Facebookのプロフィール写真を新しいものにした。
ちなみにFacebookのプロフ写真をしょっちゅう変える女子や、顔出しせずに犬とか景色とか子供とか芸能人とかにしてる女子は、顔出ししてる女子に比べて絶対にモテない。なぜなら男子の印象に残らないから。この「いいね」誰だよ? って思うから。ズルさを感じるから。こっちは顔出してるのに。そもそもFacebookはfaceのbookなのに顔出さないって自己防衛力強すぎ女と敬遠されるから。
そんなFacebookのプロフィール写真だが、その女子が更新した写真は、胸のVラインが深くざっくり開き、デコルテが美しい。と同時に、EかFカップはありそうな胸の谷間も実に色っぽく、男がコーフンする感じの深いラインが入っている。
だが、その写真へのコメント欄を見ると、誰も胸には触れず、キレイだのかわいいだの、キャスターみたいだの、歯が白くてような褒めコメントばかりが並ぶ。
ハゲたおっさんたちまでも、なんとか気に入られようと、上のほう、まったく面白くもないおべんちゃらコメントだらけ。そんな時、僕の削除されるのを覚悟で、あえて谷間に触れ、断り込んでみる。「ナイスアングルw」と。
すると、本人から「そこ?」とくる。「男はみんなホントはそこよ。かっこつけて言わないだけ」と返す。と、それ、「Bさんだけだよ」ときた。
男は全員、女子を見た時に谷間のラインがあれば、必ずそこに目がいく。それが男子、それがオスという生き物だ。それこそが、男子として健康に育ってる証拠で、谷間に気づかなくなったとしたら、男子として欠陥があるのだ。僕が高校の時、生物の先生が教えてくれた。
先生曰く、人はまだ四足歩行の頃、オスは、目線の先にあるメスの真っ赤なお尻にコーフンし、マウンティングした。メスは、真っ赤にして目立つようにすることがプレゼンティングだった。進化とともに人が二足歩行になると、オスの目線の先にはメスの真っ赤なケツがなくなり、いつしか、オスはコーフンを忘れていった。
すると人間はエライもんで、メスは、オスの目線の高さに、真っ赤な唇とケツのような胸の谷間を作り、猿の頃のあのプレゼンティングを模した。
そしてオスは、猿の頃の、あの真っ赤なケツのコーフンを、真っ赤な唇と胸の谷間に感じるようになり、勃起するようになった。
そう、オスは、ケツのような胸の谷間にコーフンする生き物なのだ。
我々は、絶対にそこを無視してはいけない。女性の胸の谷間は男を呼ぶケツである。そこにコーフンするオスは、健康な証拠であり、それこそがオスのしるしの証。
僕の先輩が、結婚しても巨乳好きが変わらなかったことは、決して奥さんに不満があったからではない。我々浮気おじさんが、つい巨乳ギャルに食いついてしまうのは、“おっさんの赤ちゃん返り”とも言える。
我々は、生まれた瞬間から、オッパイに吸いつき、オッパイで育つ。乳離れしたあと、しっかりしてきたはずの長男が、再びオッパイを欲しがるようになる“赤ちゃん返り”という現象。原因は、自立することからくる寂しさ、らしい。
我々浮気おじさんも、社会に出て頑張っている。仕事で認められようと、自立しようと必死(当たり前だ)。そこには殺伐さもある。そんな時の、ホッとできるオッパイ。赤ちゃんが本物のママのオッパイじゃなくても、哺乳瓶でもおしゃぶりでも吸ってれば落ち着くように、我々浮気おじさんも、奥さん以外のオッパイでも吸いたくなってしまう。そう考えて、我々のオッパイ好きを許していただけないだろうか?
四足歩行から二足歩行に進化したことで、胸の谷間好きになった我々は、赤の他人のオッパイでも吸い寄せられてしまう、まだ学会では発表されていない新種の動物【UWAKI-OJISAN】として、受け入れていただけたら、これ幸いである。