不倫中の女性に告ぐ! 略奪愛は、略奪される
2025年11月19日
浮気とは「午前4時の赤信号」である。
すずきB
「デブ」には2種類ある。
「肥満」というと、どこか病気っぽく暗く、何か食べていれば「まだ食べるの?」と言いたくなるような、マイナスイメージしかない。
しかし「ポッチャリ」というと、明るく元気で、食べているだけで「美味そう」に見え、プラスイメージがある。
それと同様、「浮気」にも2種類あって……。
「不倫女」というと、陰湿でむっつり。ドロドロして、家庭崩壊に導く〝略奪愛〟を連想させるネガティブな浮気。マイナスイメージしかない。
一方、我々のような「浮気おじさん」は、いわゆるオープンスケベ。都合のいい言い方と奴をうもれそうだか、誰も傷つけないよう努力を惜しまず、浮気を褒美に日々頑張り、家庭に還元するポジティブな浮気。ゴルフや釣りと同じ趣味の1つ〝レジャー〟とも言う。
日頃家庭を顧みない分、罪滅ぼしのように週末を家族と過ごしたり、記念日は欠かさずサプライズするなどの工夫もあるので、多少はプラスイメージも感じていただきたい。勝手ながら。
そんなことを踏まえていただいたうえで、我々のような「浮気おじさん」でなく、「不倫夫」と不倫してる独身のあなたに言いたい。相手に家庭があると知りながら、それでもいいと言いながら、彼が奥さんと別れ、結婚できる日がくると密かに願ってるあなたに!
何かの映画の影響か「不倫こそ純愛」と自分に言い聞かせてるヒロイン気取りのあなたに!
おじさんはハッキリ言いたい(自分がやってることをいったん、棚に上げるが。笑)。
「明日にでも別れなさい―――い!」と。
妻子あるその男は、なぜあなたにそんなにやさしく、なぜあなたにとって他の男のことなんて考えられないほど素敵に見えるかわかってますか?
それはね、彼が他の人物だからよ。わかってるとは思うけど。
隠れ家的なビストロやワインバーであなたをうっとりさせてくれるのは、家庭を持つ余裕があるからできること。「君とは本当は結婚なんてできないのに、ウソついてごめんね、俺がただヤりたいだけなのに」という罪悪感からくるやさしさ。
たとえば、子供の頃、ばあちゃんの家で夏休みを過ごした時、何週間も泊まってると、日に日にイヤミで意地悪になっていくばあちゃんが、日帰りだと妙にやさしい。それと似ている。
やさしいだけじゃない。きっと「セックスの相性が世界一」とか言うんでしょ?
あなたはご存知ですか? 「婚約」でも「結婚」は成立するが、ベッドの上での婚約、つまりセックスだけのヒーロー・トークは、特に「誠心誠意の状態ではない」となり、婚約として認められないケースがある、ということ。
彼らは、あなたとやりたい一心で、こんなことを言う。
「嫁と別居中だから」「冷め切ってるから」「今、弁護士に相談してるから」「モメてて、裁判が停滞してるから」「もうすぐ決着つくから」「待ってて」
どれも不倫夫の常套句だ。
「ゲスの極み乙女。」のゲスLINEにもあった。「卒論書くから待っててほしい」と。
周囲の泥沼不倫をたくさん見てきた、おじさんは言いたい。
「略奪愛は、略奪されるよ!」
芸能界にもそんな例は枚挙にいとまがない。
七福神のような名前のミュージシャンHさんが、巨乳のTさんとW不倫で話題となった時、ワイドショーを見ていた鬼は言った。
「やっぱり、略奪する側は略奪されるんだよ」
たしかにHさんは、糟糠の妻、売れる前に苦楽を共にした支えた妻)のYさんがいる時に、歌手で女優の美人さんと不倫の末、結婚。当時〝略奪愛〟と報じられた。W不倫のHさんとTさんは結婚こそいていないが、『フライデー』のキス写真を、略奪したHさんが責められる立場じゃない、ってことだろうか。
女の意地の悪さ満載な、鬼のその法則も、あながち間違ってなく、芸能界や、僕の周囲の略奪婚した人がその後、略奪される例は意外に多い。
ハゲはハゲにハゲと言えない。ブスはブスにブスと言えない。
せっかく手に入れた夫が、そのうちあなたに冷め、同じように不倫しても、あなたに咎める権利がないなんて、悲しすぎる。
「私たちの場合略奪じゃないの。だって、出会った時すでに彼は妻と別居してて、別れる話はついてたので」とおっしゃる女子もいる。だがそれはあなたの都合であって、奥さんや家族からしたら、結果的にはあなたが略奪されたことになる。
略奪して得た夫は、いわば「吠えない番犬」と同じ。
本来、番犬は、見知らぬ来客に吠える。飼い主に知らせるのが使命。しかし、あなたが不倫しているその彼は、あなたという〝来客〟に吠えなかった。
あなたにだけやさしく、あなたにだけなついて、あなたにだけ吠えない。そう思って好きになったのかもしれないが、よく考えてほしい。果たして「吠えない番犬」は、本当にあなただけに吠えなかったのだろうか。
吠えない番犬は、実は、誰も吠えない犬だ。だから、また別の来客にも吠えない日がくる。あなたに吠えなかったのだから、急に吠える犬にはならない。
そんな悲劇のスパイラル。略奪すると、自分が略奪される。ブーメランのように返ってくる。略奪されやすい男は、やっぱり略奪されやすいのだから。
その知恵の輪をほどいたのはあなた。そして、あなたが他の女性よりも勝ってるなんて決められませんよね? きっと彼氏は、他の人にもほどける知恵の輪だ。
明日、別れを告げよう。
以上、浮気おじさんが言わせてもらいました。自分のことを棚に上げて。
「肥満」というと、どこか病気っぽく暗く、何か食べていれば「まだ食べるの?」と言いたくなるような、マイナスイメージしかない。
しかし「ポッチャリ」というと、明るく元気で、食べているだけで「美味そう」に見え、プラスイメージがある。
それと同様、「浮気」にも2種類あって……。
「不倫女」というと、陰湿でむっつり。ドロドロして、家庭崩壊に導く〝略奪愛〟を連想させるネガティブな浮気。マイナスイメージしかない。
一方、我々のような「浮気おじさん」は、いわゆるオープンスケベ。都合のいい言い方と奴をうもれそうだか、誰も傷つけないよう努力を惜しまず、浮気を褒美に日々頑張り、家庭に還元するポジティブな浮気。ゴルフや釣りと同じ趣味の1つ〝レジャー〟とも言う。
日頃家庭を顧みない分、罪滅ぼしのように週末を家族と過ごしたり、記念日は欠かさずサプライズするなどの工夫もあるので、多少はプラスイメージも感じていただきたい。勝手ながら。
そんなことを踏まえていただいたうえで、我々のような「浮気おじさん」でなく、「不倫夫」と不倫してる独身のあなたに言いたい。相手に家庭があると知りながら、それでもいいと言いながら、彼が奥さんと別れ、結婚できる日がくると密かに願ってるあなたに!
何かの映画の影響か「不倫こそ純愛」と自分に言い聞かせてるヒロイン気取りのあなたに!
おじさんはハッキリ言いたい(自分がやってることをいったん、棚に上げるが。笑)。
「明日にでも別れなさい―――い!」と。
妻子あるその男は、なぜあなたにそんなにやさしく、なぜあなたにとって他の男のことなんて考えられないほど素敵に見えるかわかってますか?
それはね、彼が他の人物だからよ。わかってるとは思うけど。
隠れ家的なビストロやワインバーであなたをうっとりさせてくれるのは、家庭を持つ余裕があるからできること。「君とは本当は結婚なんてできないのに、ウソついてごめんね、俺がただヤりたいだけなのに」という罪悪感からくるやさしさ。
たとえば、子供の頃、ばあちゃんの家で夏休みを過ごした時、何週間も泊まってると、日に日にイヤミで意地悪になっていくばあちゃんが、日帰りだと妙にやさしい。それと似ている。
やさしいだけじゃない。きっと「セックスの相性が世界一」とか言うんでしょ?
あなたはご存知ですか? 「婚約」でも「結婚」は成立するが、ベッドの上での婚約、つまりセックスだけのヒーロー・トークは、特に「誠心誠意の状態ではない」となり、婚約として認められないケースがある、ということ。
彼らは、あなたとやりたい一心で、こんなことを言う。
「嫁と別居中だから」「冷め切ってるから」「今、弁護士に相談してるから」「モメてて、裁判が停滞してるから」「もうすぐ決着つくから」「待ってて」
どれも不倫夫の常套句だ。
「ゲスの極み乙女。」のゲスLINEにもあった。「卒論書くから待っててほしい」と。
周囲の泥沼不倫をたくさん見てきた、おじさんは言いたい。
「略奪愛は、略奪されるよ!」
芸能界にもそんな例は枚挙にいとまがない。
七福神のような名前のミュージシャンHさんが、巨乳のTさんとW不倫で話題となった時、ワイドショーを見ていた鬼は言った。
「やっぱり、略奪する側は略奪されるんだよ」
たしかにHさんは、糟糠の妻、売れる前に苦楽を共にした支えた妻)のYさんがいる時に、歌手で女優の美人さんと不倫の末、結婚。当時〝略奪愛〟と報じられた。W不倫のHさんとTさんは結婚こそいていないが、『フライデー』のキス写真を、略奪したHさんが責められる立場じゃない、ってことだろうか。
女の意地の悪さ満載な、鬼のその法則も、あながち間違ってなく、芸能界や、僕の周囲の略奪婚した人がその後、略奪される例は意外に多い。
ハゲはハゲにハゲと言えない。ブスはブスにブスと言えない。
せっかく手に入れた夫が、そのうちあなたに冷め、同じように不倫しても、あなたに咎める権利がないなんて、悲しすぎる。
「私たちの場合略奪じゃないの。だって、出会った時すでに彼は妻と別居してて、別れる話はついてたので」とおっしゃる女子もいる。だがそれはあなたの都合であって、奥さんや家族からしたら、結果的にはあなたが略奪されたことになる。
略奪して得た夫は、いわば「吠えない番犬」と同じ。
本来、番犬は、見知らぬ来客に吠える。飼い主に知らせるのが使命。しかし、あなたが不倫しているその彼は、あなたという〝来客〟に吠えなかった。
あなたにだけやさしく、あなたにだけなついて、あなたにだけ吠えない。そう思って好きになったのかもしれないが、よく考えてほしい。果たして「吠えない番犬」は、本当にあなただけに吠えなかったのだろうか。
吠えない番犬は、実は、誰も吠えない犬だ。だから、また別の来客にも吠えない日がくる。あなたに吠えなかったのだから、急に吠える犬にはならない。
そんな悲劇のスパイラル。略奪すると、自分が略奪される。ブーメランのように返ってくる。略奪されやすい男は、やっぱり略奪されやすいのだから。
その知恵の輪をほどいたのはあなた。そして、あなたが他の女性よりも勝ってるなんて決められませんよね? きっと彼氏は、他の人にもほどける知恵の輪だ。
明日、別れを告げよう。
以上、浮気おじさんが言わせてもらいました。自分のことを棚に上げて。